先週の16日に、NHKで生活保護について特集がされていました。
大阪市での、生活保護受給者と行政のやりとりが、埼玉県での生活保護受給者とNPO法人(ほっとぽっとhttp://hotpot.sakura.ne.jp/)の活動が映されていました。
リーマンショックを契機にこれまでの生活保護受給者であった母子家庭世帯や、傷病者世帯、高齢者世帯の他に、働くことができるが仕事を解雇されるなどの理由で生活保護を受ける世帯が増え生活保護受給者の増加は歯止めが利かなくなっています。
雇用がなければ生活保護は減らないでしょう。自分たちで仕事を作ればいいという人がいます。中高年の方で起業される例もありますが、あまりうまくいっていません。職業教育はもちろん必要ですが、出口(=雇用)で仕事に就けなければ何のために教育を受けているのかわかりません。ダム建設が取りざたされているのは、仕事がなければ無理にでも作るしかないからなのだろうと思います。
若い人たちが日本の外とつながり、自分たちにとって必要なものが何かを感じ取って日本を変えていかないといけないのだろうと思います。今のままでいいと言っていると徐々に後退していくことになるように思いますが、今の日本は簡単に外に行って来いと言える状況でなく、実際働いている人たちでも少ない人員で無理をしている人が多いと思います。日本人はよく働くと言われますが、本当に長時間に働かなくてはならないのだろうかと思います。